アラフォーの覚悟

独立開業までの道のりを描いた40代エムブログ

ファーストペンギンになろう!

 

こんにちは。

ℳです!

 

今日はファーストペンギンについて話しをします。

 

ペンギンは集団行動する動物として有名です。

海の岩場にいるペンギンの群れはテレビでもよく見たことがありますよね?

 

ペンギン達は海に飛び込もうか、どうしようか迷った様子でウロウロ、タジタジ…

 

お互い『お先にどうぞ』とばかりに譲り合ったりして、何なら『お前が早くいけよ』的な感じで後ろから押すヤツも居ます。

 

一見、動物の可愛らしい行動に見えますが、実は海の危険を本能的に感じているペンギンたちの理屈があります。

 

その危険は海での天敵・・・トドやシャチ、オットセイなどのペンギンを食す怖い生物がいる事をペンギンは理解しています。

 

出来れば群れの中で、自分とは違う他のペンギンが飛び込んで安全を確認してから自分は入りたい・・・

 

とてもイヤらしい事をペンギンたちは考えています。

 

そんな中で一番最初に飛び込むのがファーストペンギン!

 

このファーストペンギンは危険を伴いますが、実はメリットもあります。

 

最初に飛び込めば、魚がたらふく食えるという事です。

 

ファーストペンギンが飛び込んで安全だと分かると他のペンギンたちも次々と飛び込んできます。

 

大量のペンギンが一度に飛び込む事で魚の群れはパニックになり、海中は大混乱をきたします!

 

ペンギン同士も魚を奪い合う激しい競争となり、あとから飛び込んだペンギンは魚にありつけない場合も多いそうです。

 

魚を食べれなかったペンギンは、同じような事が続けばやがて衰弱し、最悪の場合は死んでしまう事もあります。

 

リスクを冒してでも最初に飛び込んだペンギンはどんどん太り、子孫を残すことが出来ます。

 

 

 

 

こういったハイリスク・ハイリターンの考えは、人間社会の中の競争にも同じ事が言えます。

 

米国でのファーストペンギンは、幼い頃から「人と同じではなく、ファーストペンギンを目指しなさい」という教育が徹底され、そういった意思や行動が称賛される文化もあります。

 

インターネットや携帯電話の技術が出始めた時、それらが社会に対してどれだけの影響力と同時に、生活に無くてはならない物になると感じた人はどれ位いたでしょうか?

 

このタイミングで業界のファーストペンギンになった人達は、今や世界を引っ張る存在にまでとなり、誰もが追いつけない領域にまで駆け上がっていったのは言うまでもないと思います。

 

 

しかし、日本という国はどうでしょう?

『皆と一緒でないと嫌だ』という考えが先行する中、先頭を切って海に飛び込もうとするチャレンジ精神がないのが一般的です。

 

『出る杭は打たれる』

『能ある鷹は爪を隠す』

『雉も鳴かずば撃たれまい』

 

という文化が根付き、とにかく目立たず全員横一線・・・

人の後ろで隠れて、無難に生きていく事が浸透してしまっています。

 

情報社会の最近になって、ようやくこの考え方が崩れてきている傾向ではありますが、それでも米国と比べてもかなり後発となり、ファーストペンギンが横目で見られる文化はまだまだ残っていると思います。

 

 

転売やブログ、YouTubeなどで稼げる時代となった今、それを本職として大きく稼いでいる人が増えてきています。

 

しかし、こういった職業は世代で意見は大きく分かれるのも事実あります。

 

『え!?勤めてないの?』

『本業がアフィリエイター?』

YouTubeで稼いでいるの?』

 

特に年配の方からすると、まだまだ受け入れ難い職業であり、会社務めを正当化しようとする人も存在します。

 

その一方、そういった人達に対して羨ましいと思う人が多いのも事実であり、時代と共に考え方は変わりつつあります。

 

いつの時代も、どんな内容でも、自分を信じてファーストペンギンになれば、やがて大きな成功を生むかもしれません。