会社を設立するか、個人でやるか②
こんにちは。
ℳです。
前回は独立するのに法人か個人事業でやるかの最初の分かれ道をどう考えるべきかを書かせて頂きました。
今回は脱サラをする上で、個人事業者と会社員の信用度の違いを考えていきたいと思います。
【社会での信用度の違い】
・会社員は会社の看板で仕事をする。
社員のミスやトラブルがあっても、会社の信用があれば取引を続けられます。
・個人事業者は自分自身が看板となって仕事をします。
事業者のミスやトラブルがダイレクトに信用に響くので、取引を打ち切られやすくなります。
【基本的に商売は】
①何を売るか(業種)
②どう売るか(業態)
③誰に売るか(顧客)
といった考えが必要となり、ビジネスモデル別で見ても仕入れ業者、協力会社においても信用が無いと誰もサポートしてくれず、商売が成り立たない状況になります。
例えば店舗型の飲食業であった場合・・・
食品業者 → 店舗 → 消費者
(仕入れ・納品) (料理の提供・注文、支払い)
といった流れとなります。
商売をする上でお客様第一主義という考えは間違いではありませんが、それを実現させる為には仕入れ業者や協力会社、その他支援して下さる方々の存在は顧客と同等に大きな存在である事が分かりますね。
では、こういった支援して下さる方々と共に、自分の事業をスタートをさせようと思うとそれなりの準備(計画)が必要となります。
しかし、この計画ばかりに捉われて行動出来ないと、それは妄想と同じです。
なので、計画を立てる時は開業日を決めるという事が大事になります。
そこから逆算してタイムスケジュールを立てて行動していけば、嫌でも独立に向けて動き出せます。
例えば開業までのスケジュール例として・・・
《1年前》
・事業内容の決定
・事業コンセプトの決定
《半年前》
・資金計画を立てる
・事業計画書の作成
《3ヵ月前》
・退職手続き
・開業場所の決定
・屋号・営業ルールの決定
《1ヵ月前》
・設備・備品・営業ツールを揃える
・口座の開設と印鑑作成
《開業1ヵ月以内》
・各種届出書の提出
・取引書類・証憑書類を揃える
・帳簿・会計ソフトを揃える
といった、ところでしょうか?
業種業態によって必要な準備物や準備期間は異なりますが、自分の事業に必要なことを洗い出すことが大事ですね。
また、自分に合った事業形態を見つける事もポイントとなります。
事業形態は大きく分けて5つ。
①独立店舗
店をかまえて商品の販売、飲食やサービスの提供を行います。
フランチャイザー(本部)と契約を結び、加盟金とロイヤリティを納める代わりに、商標マークの使用を認められ、経営ノウハウの提供や仕入れなどのサポートを受けます。
③移動販売
移動販売車などをつかって、街中で商品を販売します。
④ネット販売
インターネットサイトを通じて、商品を販売します。
⑤SOHO(在宅ビジネス)
自宅で作業し、サービスを提供します。
その他、無店舗型の経営として訪問型のサービスや遠隔でのコンサル業なども存在します。
これらの事業形態は次回に詳しく書かせて頂きますが、開業資金という部分から出来る限りイニシャルコストの掛からない事業形態で商売をする人が増えてきているのも時代の流れだと感じています。
今日はここまで。
最後までお読み頂き、誠に有難うございました。
皆様からのご意見などがございましたら、コメント宜しくお願いします。