会社を設立するか、個人でやるか①
こんにちは
ℳです。
独立に向けて少しずつですが前進しています。
今回は過去に私が迷っていた内容の事を書いていきますので、アドバイスがあれば宜しくお願いします。
会社を辞めて起業する・しないの問題はかなり悩みました。
今もその答えで自分の出した答えは合ってるのかは正直分かりません。
・利益を得る
・損失を失う
・取引先と契約する
などは全て個人が対象となるか、法人が対象になるかの違いが一番大きいです。
例えば、収入を得る場合、会社であれば社長は役員報酬を受け取る形で収入を得ますが、個人事業は事業で得た利益はそのまま全て個人のものにできます。
※ただ、個人であっても生活資金と事業資金は通帳を別にするのが基本です。
株式会社等の場合は社長の給与にあたる役員報酬は会社の経費として支払われ、利益の多くは内部留保として会社に残すことになるから事業で稼いだお金を自由に使う事は出来ません。
こうやって聞くと、個人でやった方が初期投資も少ないし、いいじゃんってなるのですが、事業に対する責任もそのまま乗っかってくるというポイントもあります。
株式会社など
…有限責任。責任を負うのは出資額まで。
個人事業
…無限責任。事業での損失等は全て負担することになる。
つまり、個人事業で借金をすると個人の資産を処分してでも返済しないといけないってことです。
こうやって説明すると、会社を起こすという人が増えます。
でも開業のしやすさなんかで言えば・・・
株式会社など
…会社法に従って設立登記が必要。費用は25万~30万位かかる。
個人事業
…届け出だけでOK。初期費用も必要なし。
となり、個人事業の方が圧倒的に手軽でコストをかけずに開業できます。
ただ、税負担を考えると・・・・
・株式会社など
・個人事業
…所得税+住民税+事業税
といった形です。
株式会社などは比例税率方式で3段階の税率が設定されています。
個人事業は超過累進課税方式で所得が高くなるにつれて税率がアップします。
なので所得が大きくなると個人事業の方が税負担が重くなるので、スタートは個人事業で始め、軌道に乗れば法人化するというパターンの人が多いのもこういった理由があるのでしょう。
課税制度が違うから一概には言えませんが税率だけを見た場合、課税所得が330万を超えると所得税の方が高くなり、節税面で大きな差が出るのは1000万円を超えたあたりからなので、法人のタイミングはここ位から考えるべきと言われています。
※売上1000万円以上ある事業者は課税事業者として消費税の納税義務を負います。
しかし、課税事業者のラインを超えた段階で法人化をすると法人準備期間として2年間は免税事業者としての立ち位置で居られるので、法人化をされる人はこのアイドルタイムを上手く活用して節税対策を取っておられる方が多いです。
しかし、2023年10月以降から開始される予定のインボイス制度。
これらが始まれば、今まで免税事業者であった方々も課税事業者として登録せざる負えなくなり、1,000万円の売上を超えない様にコントロールしていた事業も納税義務が発生して経営を圧迫する事が予測されます。
商売をする上で先ずは何をやりたいのかにもよりますが、人脈や資金面での体力が無い人は法人で信用という武器をフル活用した方がいいかもしれません。
個人でやる人は、やり方にもよりますが今はPC一台で稼げる時代なので、スキルがあれば個人で勝負してもいいのかなと思います。
人脈も資金もスキルも無い人・・・
全て、何とかなるものばかりです。
人脈は作りに行く行動をすれば自ずと広がります。
資金だって少しずつ貯めれます。
スキルも自分次第で磨けていきます。
因みに私は人脈からレベルを上げていき、信用貯金という武器で勝負したいと考えています。
今日はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました。