アラフォーの覚悟

独立開業までの道のりを描いた40代エムブログ

必見!フランチャイズの見分け方

こんにちは

エムです。

 

今日はフランチャイズの選び方について話しをしていきます。

 

世の中には1300種類以上のフランチャイズ企業が並び、その中にはフランチャイズオーナーの成功よりも、加盟金目当ての体質になっている企業も少なからず存在します。

 

こういった、フランチャイズに加盟すると成功する可能性は一気に低くなり、お金と時間をドブに捨てるような感じになってしまいます。

 

今回のブログでは、フランチャイズ会社説明会に心がけておいて欲しい内容を解説します。

 

怪しいフランチャイズとは?

起業したい人が集まる場がフランチャイズです。

当然、起業に対して前向きな姿勢であるため、ちょっとしたリスクを冒してでも高い加盟金を払い、自分の夢見た現実を掴むために必死な状態です。

 

ノウハウ提供や収益性のサポートが手厚い起業もあれば、加盟者から加盟金得る為だけを目的としている悪い企業も存在します。

 

では、どんなところに注意していくべきかを解説していきます。

 

 

1.売上が上がるまでの道が見えない

研修やSVなどの存在で、お金を稼げるノウハウは提供されるものの、そのノウハウを活かす場が無く、売上を作る方法論が不明。

 

店舗型であれば、お店を構えれば立地に応じての集客数はある程度見込めます。

しかし、無店舗型のフランチャイズは『自分で営業をする』という事が大前提なので、いくらサービスのノウハウが身に付いても、そもそもの顧客が居なければ十分な売上が上がる筈もありません。

 

営業方法を指導する企業もありますが、ここは市場と世の中のニーズをしっかりと見極めて、自分ならそのサービスを受けたいかどうかを常に意識しておくべきでしょう。

 

2.加盟金0円

最近、よく見かけるのが初期投資0円という見出しです。

これは、設備投資を必要としないフランチャイズによくありますが、ここも大きな落とし穴です。

比較的イニシャルコストが低いフランチャイズは、ランニングコストでかなり吸い取られる可能性もあります。

 

・加盟金が低い代わりに、仕入れのコストがかなり高い。

・研修費や宣伝費、保険などの項目が以上に高い。

・家賃や人件費などの固定費が思ってた以上にかかる。

 

こういった実情もあるので、これらの部分は十分に調べておく必要がるでしょう。

 

フランチャイズ説明会で注意して聞いておくべきポイント!

1.資料の内容

フランチャイズ加盟検討者は資料請求を行い、本部から準備された開業前に知っておいてもらいたい資料を確認します。ここで大事なのは、細かな情報が記されているかどうか?

そして、その資料の内容に説明とのズレがないかの確認は必要です。

例えば、先輩オーナーの平均売上とオーナーの総数。ここのかけ算で企業の売上が大体分かります。

 

1オーナー平均月商70万。

オーナー総数は100名。

企業の月商は純粋にサービス売上のみで7,000万円。

年商8.4億円。

ここに加盟金と加盟人数のかけ算が加算されます。

加盟金が300万円で年間20人の加盟者が居た場合、6,000万円。

合計で9億円前後になっている筈ですね。

しかし、会社概要や資料請求した会社売上を確認すると年商5億円。。。

これは、つじつまが合いません。

 

こうなってくると、加盟検討者の方に『先輩方はこんなにも稼いでいるので安心ですよ』と適当な平均売上を伝えている様に見えます。

ここらの数字の部分はきっちりと聞いておきたいですね。

 

2、リスク、デメリットの説明

 

フランチャイズだからと言って、必ず成功するものではなく、開業してしばらくの間は赤字経営になる事もザラです。

 

店舗型では『オープン』という魔法の言葉で勝手に集客が上がったりもしますが、それも一定の期間で終わります。

 

こういったリスクを説明できるフランチャイズは信用できますが、こちら側から聞き出しても曖昧な返答しか出来ない企業は非常に危険です。

 

ロイヤリティや仕入れなど、ランニングでかかるコストから利益ベースで話しをしてくれる企業は安心です。

 

しかし、売上だけの説明でその場を終わらせようとするフランチャイズは、オーナーの利益に興味が無く、企業の利益ベースのみで仕事をしている傾向があると判断できます。

 

3.先輩オーナーの声

 

優良フランチャイズであれば、オーナー満足度も高く、企業としては自信をもって加盟検討者に紹介したいと考えます。

 

『この会社は非常に親切です。』

『儲かりますよ。』

『加盟してよかったと思います。』

 

この様な言葉を言ってもらえると企業としては大助かりです。

しかし、既存オーナーを放置しているフランチャイズ、儲かっていなくても他人事の様なフランチャイズは現場の本音が分からないので、当然加盟検討者には会わせたがりません。

 

既存のオーナーさんに直接質問してもいいですか?

 

この一言は必ず質問するようにしましょう。

 

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企業体質

ここは非常に重要です。

経営理念を無視する方が結構いますが、ここの部分から会社の体質や考え方を理解することが出来ます。

 

例えば、何故フランチャイズ展開しているのか?その目的や企業の存在意義を聞くことで本部がオーナーに対して、どの様な向き合い方をしているのかがイメージ出来たりもします。

 

ここの部分で加盟検討者に納得感のある返答をする本部は、一気に信用度が上がりますね。

 

また、1社のフランチャイズで決めるのは絶対にお薦めしません。

やりたい事が見つかり、その業種で絞ったのであれば、同業種のフランチャイズの説明会に必ず足を運ぶべきです。

 

資料請求ではなく、説明会に行って下さい。

 

ここで初めて、会社の体質の違いに気づくことが出来ます。

社員教育(身だしなみが出来ているかどうか。事務所が整理整頓されているかなど)

・担当者の人柄(相手の事を考えた発言が出来ているか)

・資料説明の仕方(企業の利益だけを目的とした説明になっていないか)

 

こういった内容を踏まえ、比べる事がフランチャイズ選びには必須であることを認識しておきましょう。

 

まとめ

勢いだけで加盟すると、後々大きな借金と後悔だけが残ります。

きっちりと企業側はフランチャイズ展開する上での理念がまともであるかどうかを見極め、オーナー側の目線を持ち合わせているかどうかを前提にサービス内容、世の中のニーズ、イニシャル・ランニングコストを考えたうえでの収益性を調査して、勝負のステージに立ちたいですね。