ライザップ式接客術
こんにちは。
ℳです。
この前に読んだ本で【ライザップ式接客術】という内容に非常に感銘しました。
私は自分で言うのも何ですが、年齢の割にはそこまで太っていません。
最近、ヤバくはなってきましたが、まだ大丈夫なレベルの筈です 笑
でも、徐々に肥満体質の人があらゆる方法を駆使して痩せたいと思う心理を理解出来始めました。
皆さん、知っていましたでしょうか?
ライザップのトレーナーは週に2時間ほどしか担当顧客と対面せず、その他はシャドウタイムでマネジメントし、結果にコミットするという事に繋げています。
今日はその術について少し触れてみましょう。
目次
寄り添う力(顧客の真のニーズを見つける力)
顧客を動かすのは、真のニーズを共通認識とし、それが動因である。
要はただ痩せたいという事だけでなく、痩せてから何をしたいのかという真のニーズを一緒に考える事が大事であり、それは顧客が挫けそうになった時の原動力になるという事です。
この寄り添う力は先ず、顧客を100%肯定するという事から始まります。
その為には顧客に一生懸命、興味を持つ事が大事であり、5つのWHYでニーズを深堀りし、真のニーズまで辿り着きます。
向き合う力(顧客に徹底的に向き合う力)
逃げ場の無い環境に自ら追い込み、1対1の関係を築く。
顧客もトレーナーも逃げ場が無くなる事で覚悟を持てる様にします。
ここで登場するのが3つのⅯです。
①Management
顧客と共有した目標に向け、プログラムを作成し、それを遂行出来る様に導きます。
②Mental Support
人間は誰しも弱い生き物である事認識し、顧客が挫折しそうな時に真のニーズを思い出させる事で、努力を継続し大きな力を発揮するように導きます。
顧客とトレーナーの関係性が大事な部分となります。
③Mind
顧客の人生を変えるという強い覚悟をトレーナーは持ちます。
トレーナーはゲストを成功に導くリーダーで無ければならないという事を自覚します。
また、この向き合う力のステージではシャドウタイムのマネジメントが重要になってきます。
会えない時間にこそ、顧客に自分の事を思い出させる事が重要。
先にも述べましたが、ライザップのトレーナーは顧客と週に2時間程しか対面しません。それ以外は全て遠隔での接触となります。
一見、不安にも思いますが、あらゆる手段で顧客と頻繁に接触する事で愛着が湧き、モチベーションアップの効果に繋がるそうです。
ザイオンス効果という心理ですね。
繋がり続ける力(顧客の目標達成後に新たなゴールを)
顧客に変わり続ける事を提案します。
目標を達成する事で、それまでは視界に入ってなかった、もっと上の自分へと続く道が目の前に現れてくる事を共有し、更なる変化を目指します。
この新たなゴールをストレッチゴールと呼ぶそうです。
ここでのポイントは顧客との3段階になる関係性レベルです。
1段階 あなたがいないと出来ない 依存
2段階 あなたがいなくても出来る 自立
3段階 あなたがいれば、もっと出来る 相互依存
アスリートも同じで信頼できるコーチが傍にいる事で、もっと高みを目指せられると思う事が出来ます。
顧客にこの様に思ってもらうには、自分自身が成長し続けないと関係は終わるという事も言えますね。
これらが、ライザップ式接客術の簡単な内容となります。
要は仕組みや方法が…という訳ではなく、ライザップが凄いのはトレーナーのコミュニケーション能力なのかもしれません。
この人がいるから痩せれた。
痩せた結果、○○が出来る様になった。
その世界観から次は・・・
こういったサイクルが回り、一人一人と最後まで向き合う事でダイエット達成者を増やし、あの有名なCMをうって一気に業界内で今の地位を確立されたのでしょう。
素晴らしいの一言ですね。
トレーナーが他社には無い差別化となる付加価値。
どうやれば、こういった人材を創り出す事が出来るのでしょうか?
次はそのトレーナーの創出に興味が湧いてきました。