事業計画書
久しぶりのブログです。
なんだかんだ言い訳をつけて毎日書けない自分が情けない・・・泣
まぁ、書けるタイミングで気楽に書いていきます。
今回は事業計画書についてです。
事業を行うのに事業を成功させたいという強い意志は必要です。
そういった意思から周りの人たちが支援し始めてくれるものですが、それらは形がないと無いと中々伝わりません。
自分のアイデアやプラン、熱意や強い思いがあっても人に伝わらなければ誰も協力してくれませんよね?
それらを解決するのに事業計画は必須となります。
事業計画の構成は色々とありますが、今回はシンプルに5つにまとめてみましょう。
①経営理念
経営理念とは経営の目的や意義を示したものです。
自分の目線だけでなく、その事業が消費者や社会全体の目線から魅力やメリットを考えます。
例えば・・・
【和食や漢方に富んだ創作料理店】
美味しい滋養料理を提供する事で地域の人達を元気にする。
【美容や健康に効くオイルマッサージ店】
独自の施術法とおもてなしの心で、働く女性を10歳若返らせる。
こういった形で、自分だけの欲を満たすものではなく、社会やステークホルダーの方々から支援して頂ける内容の理念でなければ事業は長く続きません。
②事業コンセプト
誰に何をどの様に、提供するかを考えます。
・誰に(ターゲット) → 客層はどういう人達か?
・何を (商品・サービス)→ ターゲットのどのようなニーズを満たすのか?
・どのように(方法) → どのような手段でそのニーズを満たすのか?
誰がその商品やサービスを必要するのかを最優先に考えることが大事です。
また、差別化も重要になってきます。
自分の事業にあって、競合相手に無い強みを見出すことがポイントです。
③経営計画
事業の内容を表すもので、仕入れ、販売、人員などの構成を具体的に考えていきます。
・仕入れ → 仕入先(卸業者、メーカー、商社)、取引の割合、取引条件など
・販売 → 販売先(自店舗、他店舗、デパート)、商品ラインナップ、販売条件
・人員 → 販売・事務スタッフ、雇用形態は社員、パート、バイト、人件費
④資金計画
事業に必要な資金について、具体的な数字を出してまとめたもの。開業資金、運転資金、生活資金の3つで考えます。
・開業資金 → 事業を立ち上げるのに必要な資金(店舗:保証金や内外装工事費)
・運転資金 → 毎月の仕入れや人件費、家賃、広告宣伝費、水道光熱費、通信費
・生活資金 → 自身の生活にも影響を及ぼす事を予測し、3ヵ月から半年分は
最低でも生活資金を確保しておきましょう。
また、開業時の自己資金ですが、開業資金全額を貯金からという訳ではなく、金融機関から借入を検討する人も多いと思います。
一般的には開業資金の半分は自己資金でまかないたいところですが、借入をする際には開業資金の4分の1位は無いと、残りの必要な資金を融資する事が難しくなります。
⑤利益計画
事業を成功させるには、利益の仕組みを理解し、利益をコントロールすること(利益管理)が大切になります。
利益計画は金融機関が融資の審査をする際に事業計画書の中で最も重要視するポイントになります。
なぜならば、安定的な利益の確保が『貸した金が返ってくるかどうか』の判断に大きく影響するからです。
ここは最大限の注意を払って考えましょう。
利益=収益(売上)-費用(固定費・変動費)から成り立ちます。
・固定費→人件費、家賃、営業費用など、売上が変動しても固定費は基本変わらない。
・変動費→仕入れや外注費など、売上の増減に比例して変動費も増減します。
収益と費用は、各々細かく分けて管理する事で事業の強みや弱点も見えてきますので、面倒がらずにやってみましょう。
次回は開業資金の調達方法について書かせてもらいます。
最後までお読み頂き、有難うございました。
また、ご意見など頂ければ幸いです。
ではまた。。。。