仕事を辞めたいと思ってる人に振り返ってほしい事。
こんにちは。エムです。
結構な数の人が仕事を辞めたいと思った事があるのではないでしょうか?
・仕事がつまらない。飽きた。
・社畜のように感じる。
・いい思いをしているのは社長や役員ばかりだ。
・給料と労働力が見合わない。
・尊敬できる人が居ない。
・人間関係が上手く噛み合わない。
他にも沢山の要素があると思います。
しかし、これらを元にネガティブに今の会社を辞めたとしても、次の職場で同じ様な感覚になってしまう可能性が非常に高いです。
最悪の場合、次の職場の方が嫌な思いが強まってしまい、やがては・・・
『自分は働くことに向いていない。』
『組織の中で働けない。』
『ここまでの人間だったんだ。』
などの思考が強まり、働く意欲すら無くしてしまう可能性があります。
今日はそういった人達に少しの間だけ、我が身を振り返る時間を作ってもらい、次のステップがプラスになれる様になれればなぁと思っています。
- 1.後悔の無い様に『チャレンジ』出来たか?
- 2.仕事を回すスキルを身に付けれていたか?
- 3.人にアドバイスを貰える素直さがあったか?
- 4.自己評価より他者評価を最優先で考えれたか?
- 5.目標があったか?
1.後悔の無い様に『チャレンジ』出来たか?
人から指示されてしか動けない指示待ち人間は結局どこの会社で働いても結果は同じです。ましてや、その指示される内容の本質すら理解せずに、ただただやらされ仕事をしていただけでは何も成長はしませんし、マイナス思考しか生まれてきません。
会社が求める内容は当然の事ながらこなし続け、プラスαで会社や上司の想像を超える成果を生み出す事に本当のやりがいを感じる事が出来、ようやくポジティブに仕事と向き合える事が出来ます。
当然、そこには失敗がつきまとう可能性は高く、チャレンジすればマイナス評価になる可能性もありますが、自己成長という意味では一度や二度はその感覚を体験する様にした方がいいと思います。
その経験はやがて、あなたにとって大きな財産となる訳です。
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2.仕事を回すスキルを身に付けれていたか?
激務であれば苦しみながらも仕事は知らぬ間に完遂していたりもします。しかし優先順位が間違っていると後々のしっぺ返しが酷く、散々な目に合ったりもします。
仕事の管理はTodoリストなどを多用する方も多いと思います。
Todoリストで仕事を回せている間は、まだまだ余力があります。
本当に忙しくなれば、Todoだけでは管理出来ず、仕事が放置状態になってしまう事も…。
ここで有名なのが時間管理マトリクスです。
『緊急度』と『重要度』に分けて業務のプライオリティを付け、本当にやるべき事から始めていく事は仕事を回すスキルにおいては非常に大切です。
プライオリティは上記の通り
1位 重要度 高 緊急度 高(ここは文句なしの優先度1位項目です。)
2位 重要度 高 緊急度 低(未来の事を考えれば次に着手すべき項目。)
3位 重要度 低 緊急度 高(緊急度が高いので2位かと思えば、錯覚です。)
4位 重要度 低 緊急度 低(仕事の様で仕事でない省ける業務。)
この優先順位で間違えやすいのは2位と3位です。
3位は一見、緊急度が高いような感覚に陥り、先に着手してしまいますが、実はそれほど重要度が高くなく放っておいても大きな問題にはなりません。
2位は重要だと分かっていても、中々着手出来ず、つい後回しになってしまう様な業務なのですが、実はこういった仕事ほど放置をしていると知らぬ間に大きな問題になったりもします。
深堀していけば、まだまだ出てきますが、今回紹介したこういったスキルの一部だけを見ても、振り返れば反省する場面は多かったかもしれませんね。
3.人にアドバイスを貰える素直さがあったか?
仕事の歴が長くなると知らぬ間に要らないプライド出てきたりもします。
自分の仕事に誇りを持つことは非常に素晴らしいですが、そこが完全体ではありません。世の中、上には上が存在する様に、あなたの仕事内容もまだまだレベルを上げることは出来ます。
周りに自分より仕事が出来る人が居なくてもです。
人生、一生勉強。とはよく言ったものですが、本当にその通りで如何なる場面においても『学び』の姿勢を忘れてはなりません。
あなたがどれだけ成果を出していたとしても、あなたが誰よりも長く働いていたとしても、必ず学び得る場面は数多くあり、学びの姿勢を持たないと本当に勿体ない事になります。
私にも多くの部下が居ますが、決して自分の能力が全て勝っているとは思えません。
どれだけキャリアが無くても思わぬ発想がとてつもない成果を生んだり、生産性を一気に上げたりすることだってあります。
全ての事に対し、素直に学べる姿勢は人生にとって大事な能力かもしれません。
4.自己評価より他者評価を最優先で考えれたか?
仕事で愚痴をこぼしたり、不平不満を口にする人の殆どが自己評価だけで仕事の出来栄えを判断しようとします。
それは自己分析を行う上では問題ありませんが、大事なのは周りからの他者評価です。
プロのスポーツ選手や政治家であっても、自分には誰にも負けない自信がありますが全ては他者評価が基準となります。
仕事も自己満足で終われれば楽ですが、必ず周りの評価は付いて回ります。
一人で商売をしていても、お客様が評価しなければあなたの商品は何一つ売れません。
組織でどれだけ自分が納得のいく仕事をしても、周りの仕事に悪影響を与える様な事でもあれば誰もあなたを支持しません。
ブログもそうですね・・・
どれだけ自分で一生懸命に書き続けても、購読者の方々が評価しない限りいずれは離れていきますし、誰も近づいてきてもくれません。
仕事は自己評価よりも他者評価であなたの実力が計られます。
自分の仕事の内容を他者評価の目線であなた自身が見ることが大事ですね。
5.目標があったか?
ただただ、仕事をこなす毎日ではやがて人は歩むことを止めてしまいます。
仕事は本当に上手くいかない時は上手くいきません。
面白くないと思う事だって多いでしょう。
でも気付けば、『いつもあの人は前向きだなぁ』『嫌な事なんて無いんだろうなぁ』という様な人が居たりしませんか?
こういう人達に共通するのは、どんな障壁も乗り越えようとする強い意志があり、それらの源は高い目標にあります。
こうなりたい、これを達成したいなど、自分の理想とするゴールがハッキリと自分自身に説明出来る人は、ちょっとやそっとの事では折れないのです。
目標は大きな原動力となり、やがて自分を変える大きな燃料となります。
目標に向かって走ることが出来れば、多少の出来事は一つの現象にしか思えず、どんどん力強く突き進む事が出来るのです。
さて、どうでしたか?
仕事を辞めたいと思ってるあなたに問います。
本当に今の職場であなたは後悔せずに、やれるところまでやれましたか?
スキルを高めることに努力しましたか?仕事を上手く回そうとしましたか?
目標を持って取り組めましたか?
この様な振り返りから少しでも反省点があるなら、それに気付けたのもまた成長です。
私はあなたが仕事を辞める事を止めている訳ではありません。
慣れた今の職場で、上記の内容に着手出来なかったのであれば、次の職場で意識を持って取り組めばいいだけの話しなのです。
転職は現職からの逃げではありません。
転職はあなたの人生を変える大事な分岐点なのです。
次のレールでは同じ様な思いはしたくないものですね。